よくわかる経絡治療 脈診ワークブック

あやふやな脈診を、データに残してクリアに!

脈の特徴を描き入れる「脈図」を使って、脈を可視化する方法を伝授。
ただ指先の感覚を鍛えるだけの脈診でなく、客観的なデータとして
蓄積することで幅広い患者に対応できるようになります。
さらに、より臨床で生かしやすいように、経絡治療の各証ごとの脈の
特徴を解説。祖脈診、六部上位脈診を読み解き、「どうしてそのような
スコアがつくのか」逆説的に学べます。
冒頭には脈診の基本も丁寧に説明しているので、初学者でも楽しく
脈診にチャレンジできます。

1章 脈診とは
2章 脈診の基本技術
3章 脈図の書き方を知る
4章 祖脈の特徴と組み合わせ
5章 脈状
6章 証と脈図
7章 病と脈の変化

出版社 ‏ : ‎ 医道の日本社 (2018/1/20)

発売日 ‏ : ‎ 2018/1/20

言語 ‏ : ‎ 日本語

単行本 ‏ : ‎ 152ページ

ISBN-10 ‏ : ‎ 4752911582

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4752911586

寸法 ‏ : ‎ 25.7 x 18.2 x 2 cm


価格 3,740円

ページサンプル(医道の日本サイト)
電子書籍紹介(立ち読みあり)

著者より

 経絡治療を学ぶ上で、最も障壁となるのは脈診の習得ではないでしょうか?脈のうち方で病気がわかる?一本の手首の動脈を3つに分類して診る?普通に考えればオカルトの世界です。

 しかし脈診は、身体の中の陰陽虚実表裏寒熱などの情報を知るためにはなくてはならない技術です。その診方は東洋医学理論に基づいており、初歩から理屈を学び診ていくと、そんなに突拍子もないことをいっているわけではないことがわかるでしょう。そうして得られた情報は、他では得られない貴重なもので、あなたの診察・診断技術を押し上げ、治療をより確かなものとするでしょう。

 この本では脈診の意義を基本から解説し、指の当て方、診方、コツを初歩から丁寧に解説しています。また、より高度な脈状診についても、祖脈診のバリエーションとしてとらえ、どの様に病態把握に役立てるかを説明しています。